海外留学室で受けた留学相談をQ&A(匿名)で掲載しています。相談の内容は個々によって異なり、相談に対するアドバイスもケース・バイ・
ケースですから、ここに掲載したものが「すべて」ではありません。また、皆さんが所属する部局によって定められている規則があり、あるケースが、
別の部局の学生のケースに当てはまらないこともありますし、海外留学室だけでは答えを出せない質問もあります。また、留学プログラム、奨学金、交換留学の制度につ
いては、その内容が前年度から変更されている場合もありますので、応募の際には、必ず最新の募集要項に従ってください。
留学生センター海外留学室では、担当教官による個別相談の他に、電子メール(abroad@ecis.nagoya-u.ac.jp)
でも留学に関する質問を受付けています。
(注)ただし、名古屋大学に在籍している方からの質問のみ受付けますのでご了承ください。
INDEX
Q1. 大学院(修士)在学中の留学時期について
Q2.ノースカロライナ州立大学夏期語学研修について
Q3. 名古屋大学の英文在籍証明書、履歴書、推薦書についてはどうずれば良いのでしょう?
Q4. 半年だけの留学は可能なのでしょうか?
Q5. アメリカの大学院(MBA)へ留学したいのですが
Q6. 春休みや冬休みを利用した語学研修はありますか?
Q7. TOEFLとTOEIC、どちらを受験した方が良いのでしょう?
Q8. 米国留学前に英語力を伸ばしたいのですが、語学学校以外の方法は?
Q9.
大学院留学を考えています。しかし現在の学部コース(工学)と異なる分野(マーケティング)を学びたいのですが、、、?
交換留学に関する質問は、交換留学
FAQにまとめました。
Q1 大学院(修士)在学中の留学時期について
農学部4年生の学生です。大学院に進学することが決まっておりますが、博士課程前期の2年間の間に、英語圏へ1年間留学したいと考えています。
大学院生として1年の留学をする場合、2年間のうちのどの時期にするのが一般的なのでしょうか?
A
渡航時期に関しては、ご自分のカリキュラムにも影響してくることですので、まずは指導教員に相談してください。
交換留学制度
(名大に授業料を納入するが、留学先大学での授業料は不徴収)を利用し、英語圏への留学を希望する場合、
留学先はアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、フィリピン等の選択肢があるでしょう。
交換留学の募集は毎年8月頃に開始し、10月下旬に締め切ります。
学内選考で合格した場合、実際に渡航するのは翌年の4月〜3月の間が一般的です。
そのため、大学4年次に応募し合格した場合、実際に渡航するのは修士1年目の4月〜3月の間になるでしょう。
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Q2 ノースカロライナ州立大学夏期語学研修について
(1)大学院生でも参加できますか?
(2)寮費は1ヶ月分の値段なのでしょうか?
(3)奨学金の競争率はどのくらいでしょうか?具体的に毎年何人が申請し、何人が奨学金を得ているか、全額支給されているのは何人くらいですか?
(4)今まで参加した人は、前期の授業中にも関わらず参加しているのでしょうか?
(5)奨学金の選考要件として現在の英語力(TOEFL)は考慮されるのでしょうか?
(6)実際、この語学研修で、どの程度のレベルまで英語が話せるようになるのでしょうか?
A
(1)はい。
(2)5週間分です。
(3)年によって応募者数が異なりますので、一概に言えません。
かつては授業料全額相当額が5名のみに支給されていましたが、応募者が5名を越えることもあったため、10名が半額相当額を授与できるように変更してもらいました。
したがって、応募者が10名の場合は全員が半額授与、8名の場合は2名が全額で6名が半額授与ということになります。
しかし、奨学金を希望する学生には面接を行い、奨学金を授与するかどうか判断します。
そのため、応募者が10名を超える場合や面接の結果により、奨学金が授与されない学生が出る可能性もあります。
(4)所属学部によって異なります。実験のある学部、例えば、農学部等の学生は無理のようです。また、学生によっては指導教官や部局の担当者にあらかじめ相談し、
テストの代わりにレポートを提出するなどの代替措置を取ってもらうことでこのプログラムに参加できたケースもあります。
(5)考慮しません。英語力を伸ばすためのプログラムなので、クラス分けのためにテストを行う以外、現時点の英語力は問われません。
(6)英語を含む外国運用語能力の上達に関しては、いろいろな考え方があります。例えば、話すことは何語でも同じで、いわゆる「おしゃべり」
「話好き」は母語同様、外国語でも「話したい!」という気持ちが強く、話すことに熱心なら、上達も早いです。
逆に、母語で寡黙な人は、話すことに対する欲求が低いので、外国語でも同じです。
話す内容やそのレベルはその外国語でどの程度の語彙を蓄えていて、どれぐらい本、雑誌、新聞などをその外国語で読んでいるかによると思います。
5週間でどれぐらい力がアップするかは、それまで、どれだけ英語と地道に取組んできたかにもよりますし、現地での取り組み方にもよります。
基本的には、このような短期間で飛躍的に英語力がアップするとは考えにくいです。但し、プログラム中に英語の音に慣れますので、ヒアリングはできるようになると思います。
おしゃべりな人は話すことも上達します。実際に英語を使って生活する訳ですから、英語を使うことに対する自信ができます。
この自信が一番の収穫ではないでしょうか。
(ノースカロライナ州立大学での語学研修に参加した先輩方の体験談はこちら)
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Q3
名古屋大学の英文在籍証明書、履歴書、推薦書、学習計画のフォーマットや書き方について
博士課程の学生です。留学希望先の大学より、名古屋大学の在学証明書と大学からの推薦書を送るようにとあるのですが、
留学に利用する在学証明書や、推薦書(自分の研究室の教官に頼もうと思っております)にformatなどがありますでしょうか。
また、合わせて学習計画書と経歴書も送るように言われましたが、海外留学室に伺えばこれらの書き方などアドバイスを頂けますでしょうか?
A
まず、在学証明書ですが、あなたが所属している大学院研究科の教務学生掛で申請をすれば、英文の在学証明書を発行してもらえます。
教授からの推薦状ですが、必ずLetterhead(英語で大学名、研究科名の入った便箋)を使用するように、ご依頼ください。
(時折、無地の用紙に推薦状を書かれる教官がいらっしゃいます)。その推薦状の中に留学先大学が求める情報を盛り込むよう、併せて依頼してください。
CV(履歴書)ですが、研究目的のCVですので、氏名、生年月日、性別、現住所、学歴、職歴に加えて、研究業績(論文、口頭発表)
と会員である学会名などを記載すればいいと思います。
海外留学室の閲覧スペースには、英文履歴書の文例集や英語での推薦書の作成方法についての図書を備えてあります。一週間の貸し出も可能です。
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Q4 半年だけの留学は可能でしょうか?
学部3年生です。来年度に留学をしたいと考えているのですが、半年だけの留学というのは、可能なのでしょうか?
私は、名古屋大学の方は「休学」でかまわないと思っていますが、語学研修ではなく、むこうの大学に通い、授業も受けたいと思っています。
また、諸費用のことを考えると、どうしても半年くらいアルバイトをしてから行きたいと思っています。
だから、残りの来年度の後期だけというかたちを考えています。
A
ご質問の半年だけの留学ですが、可能です。大学への留学でしたら1学期だけの留学になります。
しかし、「休学」留学ですと、その半年は在籍年数にカウントされませんが、それでいいのでしょうか。
「むこう」というのがどこの国か分かりませんが、語学研修の後、授業を受けるということでしたら、その国の大学の学年暦に基づいて留学計画を立てる
必要があると思います。英語圏だけをとってもアメリカ、イギリス、オーストラリアはそれぞれ学年暦が異なります。
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Q5 アメリカの大学院(MBA)への留学について
経済学部4年生です。
卒業後、アメリカの大学院に留学したいのですが質問したいことがいくつかあります。
1) 2003年秋に入学したいのですが、時期的にはもう遅いのでしょうか
2) まず何をしたらいいのでしょうか
3) 名古屋大学経済学部卒で有利になる大学院はありますか
4) 経営学修士(組織論)の良いコース・カリキュラム・教授のいる大学について教えてください。
5) 英語力に自信がありません、TOEFL550点に引き上げるための対策について
A
1) 2003年の秋でしたら、出願は今秋からですので、十分間に合います。(2002年4月回答)
2)留学準備に関しては、とにかく情報を集め、希望大学やその入学に必要な条件を明確にしてください。留学時期にこだわらないなら、まずは「就職」。
MBAコースは3〜5年の実務経験がある方がふさわしい事が多いです。したがって、一度仕事をしてみることを勧めます。
実務経験がないと授業の内容がピンとこないと思います。
3) いいえ。学業成績がよければ、どこの大学出身かはあまり問題になりません。
4) アメリカの標準は国際標準ではありません。これからは、言葉も文化もマルチですから、アメリカ以外も視野に入れてはどうでしょうか。
5)MBAなら、550(iBT 80)では不十分ではないでしょうか。MBAならiBTで100以上が要求されると思います。
TOEFL対策の勉強の他、ビジネス関連の英語の週刊誌を読破することをお勧めします。
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Q6 春休みや冬休みを利用した語学研修について
私は一年生です。夏季語学研修プログラムはよく目にするのですが、名古屋大学の春休み、冬休みの間に出来る海外語学研修プログラムがあれば教えて下さい。
ほかにも、その期間の留学についての情報があれば下さい。
A
名古屋大学の春休み期間であれば、海外留学室が紹介できるプログラムとして「豪州モナシュ大学春季英語研修」があります。
プログラム期間は2月下旬〜3月下旬の5週間ですが、締切は前年の11月上旬ですのでご注意下さい。
夏休み期間中は、海外の名大協定校で様々な短期特別プログラムが行われます。
締切や実施期間はプログラムによって異なりますが、4月頃から締め切り始めるのでご注意下さい。
また、ここで紹介されているのは協定校における夏休み期間であり、6月頃から夏休みが始まる国も多くあるため、
ここで紹介している全てのプログラムが日本の学生の都合に合うものではありません。
しかし、学生によっては指導教官や部局に予め相談し、代替措置をしてもらうことで参加するケースも見られます。
日本の冬休み期間であれば、豪州は11月から夏期休暇になりますので、日本の冬休み期間中に大学で語学研修を受けることも可能かもしれません。
しかし北米や欧州では1月3日ごろから授業を行うところも珍しくなく、また、日本での春休み期間中も学期中であることが多いです。
留学希望時期に海外留学室が紹介する短期特別プログラムがない場合、一番手軽なのは語学研修プログラムが企画された「商品」
を利用することです(生協等で取扱あり)。
資料やインターネット情報が英語なので、読みこなせないという人には、これらのパッケージ商品を活用するということも選択肢の一つでしょう。
その他にも、この海外留学室のHPに貼ってあるリンクからも情報を得ることができますし、日本学生支援機構では「
英語研修の手引き」を紹介しています。
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Q7 TOEFLとTOEICの違いについて
英語能力の証明として、何か試験を受けようと思っています。TOEFLとTOEICだと、どちらを受けた方がよいでしょうか?
A
何を目的として英語能力の証明を必要しているかにもよりますが、英語圏への留学を考えているのならば、TOEFL-iBTのスコアが必要となります。
就職活動で語学能力をアピールする手段であれば、TOEICでもかまわないでしょう。
なお、TOEFLには公式のテストであるTOEFL-iBT(インターネット上で受験する)と団体向けの公式の模擬試験であるTOEFL-ITP
(過去の問題をペーパー形式で受験する。スピーキング、ライティング問題はなし)があります。
受験料も異なりますので、単にリーディング面とリスニング面でのご自分の英語能力を測りたいだけであれば、TOEFL-ITPでも良いと思います。
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Q8 米国留学前に英語力を伸ばしたいのですが、語学学校以外の方法は?
来年にアメリカ留学を考えており、この夏休みはその下見をしてみたいと考えてます。友達に会い行くことも兼ね、余った時間を英語の勉強にあてたいと
思っています。語学学校に通う場合フライトからホームステイ、学費も合わせて40-50万円かかると、あるツアーの方から聞いたのですが、これが相場なの
でしょうか。語学学校に行く以外でもう少し安くアメリカ人と話し、英語力を伸ばしたいのです。
A
まず、英語学校のクラスにアメリカ人はいません。教師以外は全て外国人です。したがって、アメリカの語学学校に行けば、アメリカ人クラスメートはゼ
ロです。
単に話すことだけが目的ならば、高い授業料を払って学校に行くことはありません。
英語の習得の面から言えば、英語でコミュニケートしなければならない環境に自分を置けばいい訳です。そこはアメリカとは限りません。ハンガリーの英
語学校(授業料が安いので)に行って英語を勉強した学生もいました。一度、英語習得=アメリカという図式から自由になってみてください。
夏の渡米目的が来年の留学の下見なら、留学希望校でアポイントメントを取り、そこを訪問して、そこで関係者と話すことで、英語の発語能力を磨いては
どうでしょうか?費用が限られていて、友人宅にステイしなければならないのなら、その近所で何ができるかを考えてみてください。名古屋で外国人がどうした
ら、日本語を話す機会をゲットできるかと同じですよ。
費用:名大で学生を選考・派遣したNCSUの夏期5週間プログラムで授業料、寮費、食費として2,750ドル必要としています。それを基準にして語
学学校に行く場合の必要経費を判断してみてはどうでしょうか? (2003年5月回答)
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Q9
大学院での留学を考えています。しかし現在のコース(工学)と違う分野(マーケティング)を学びたいのですが、、、。
工学部の学生です。違う分野(マーケティングなど)について、米国あるいはヨーロッパの大学院で学びたいと思っています。それにはもう一度学部から
やり直さなければいけないのでしょうか?
1) 大学院から学部での内容とまったく違う分野を学ぶことができるのか?
2) そうなったときヨーロッパとアメリカのどちらのほうが適しているのか?
A
1)
アメリカでは基本的に可能です。しかし、大学、さらには、専攻分野によって大学院の入学資格が異なるので、応募したい大学の条件を調べる必要があります。
さて、あなたの場合は、経営学への転身ですので、所謂、ビジネススクール(大学院経営学研究科)への留学になりますが、こちらは実務経験を要求される場合
が多いのです。全く実務経験がなく、かつ、学部で経営の授業を全く履修していないとなると、大学院の授業についていくことが比較的困難かもしれません。
2)
ビジネススクールは今、非常に人気があり、生活言語が英語でない国でも英語でMBA(経営学修士)が取得できるビジネススクールがあります。他の専攻分野
ですと、アメリカの大学院の方が学部の専攻分野と異なる分野を研究するのに柔軟に対応してくれると言えるですが、ビジネススクールだと同じだと思います。
事例研究(ケース・スタディー)など、実務経験がなければとっつきにくい学習形態ですので、ビジネススクール希望なら、まずは日本で大学院に入り、経営学
の基本を学んで留学するか、工学部を卒業して、5年程度実務についてから、ビジネススクールに留学するかがいいのではないかと思います。(2003年10
月回答)
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